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オンラインコースで積極的参加をしてもらう(ISO研修講師日記Vol.9)

  • tsunemichiaoki
  • 6月21日
  • 読了時間: 3分
オンライン

今回はISOの講師ではありせんが、広い意味ではマネジメントシステムに絡む研修講師なので、この状況を日記の中に入れ込んでおこうと思います。


担当するテーマは是正処置。

ISOでもおなじみのテーマです。そして今回もオンライン研修。


そしてISOを学ぶ方々にとっての一つの鬼門といってもよい、修正と是正の違い、そして是正処置で求められていることの理解のためのパートの受け持ちでしたので、ほぼ普段のISO9001講師の時と求められるものは変わりありません。




結果オーライ


そしてまたしても、今回も即興的にやってしまいました。


このカリキュラムは数回前から設定されているものなので、初物講習で緊張する、ということはないのですが、実は時間が短いので、その時間の中で、いかに効果的に学んでいただき、わかるだけでなくできるようになってもらうか、という達成目標で考えると、結構毎回苦労している研修です。




今までの感じですと、受講者も主催者も満足はしてくださっているので、いつもどおりにやっていれば今回も一定の評価はしてもらえる、とは思っているものの、自分の中での満足感という意味では、まだまだ不足感を感じている中での本番でした。


悪くはないけど極上の研修になっていない、という自己認識なわけです。



受講者にアクションを求める


そこで今回は、この前のパターン同様で、冒頭、質問から入りました。 オンラインであればより一層大事ともいえるやり方です。


「〇〇に該当する方は手を挙げてください」


という感じで、教材は横においての受講者の方とのやり取りです。


決してそれで場が温まったというところに到達したわけではないのですが、その投げかけが、事前想定を超えて結果オーライとも言えるのですが、最後で活きました。



どういうことかというと、冒頭手を挙げてください、の部分は挙がらずともOKですよ、というものだったのですが、最後に同じ問いかけをしたときには、全員挙がってほしい、という内容で進めてきたのですが、全員が手を挙げてくれるところに至ったというものです。


80歳近い高齢受講者の方もZoomでの研修受講はほとんどないという方も混ざった講習会において、ただ手を挙げるだけでなく、笑顔も出してくれる人が何人も出てくれました。


短時間ながら、なんとか受講者の方とのラポール形成もできたかな、と言えるレベルに到達したと言える瞬間。

ようやく今までであれば、何とも最後の一歩が、という不足感を感じていた部分への踏み込みが、今回はできた、という感触となりました。




のときに急遽入れ込んだクイズ。

それと今回では、内容もやり方も異なりますが、手法としてはほぼ同じもの。


この先もケースバイケースではありますが、取り入れる工夫をしていくべきだな、と改めて感じる機会となりました。



年上の皆様方に感謝


それよりも、私の歳になっても、ほとんどの受講者の方が年上、というのは皆さんお元気で本当に頭の下がる研修でした。

遠慮なく誘導させていただきましたが、ついてきてくださった皆様方、ありがとうございました。




最後に『本日のひとこと』


■オンライン研修の基本は受講者の積極的参加。遠慮なく問いかけよう!

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