私の講師デビュー物語<メルマガ#005>
- tsunemichiaoki
- 2024年5月28日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年6月1日
こんにちは。セミナービジネス研究所です。
本日もありがとうございます。
このところ本について考える時間が少し増えています。先日、私が初めて出版をした時に指導いただいた先生とZoom面談をしていた際に聞いたあることから、ついに本の読み方が変わろうとしておりまして・・・(詳しくは編集後記で)

さて、前回、前々回でセミナー講師としてのデビューにあたっての大事な部分、特にメンタル的な部分での参考情報をお伝えいたしました。
あくまで入口部分の話ではありましたが、基本は押さえていますので、ご活用いただければ嬉しい限りです。
ですがそれらのことを私自身が講師デビュー当初から理解していたわけではありません。恥ずかしい話ではありますが、今日はその話の開陳でございます。
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25歳の青二才講師の誕生
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私にとっての講師デビューは25才、入社3年目のときに訪れました。
約2時間のセミナー。無料セミナーとはいえ、受講者は100名くらい(記憶定かではなく、とにかくたくさんいらっしゃいました)。みなさん年上のベテラン社会人の方ばかり。
デビュー戦としてはなかなか高いハードル設定がされていました。
さあそのデビュー戦がどのような顛末であったのか。
恥も外聞もなく記しましたので、楽しみながら(?)下記リンク先からお読みいただければと思います。
おそらく、多くの方にとって、この青二才と比べれば、自分も講師としてしっかりやっていけるようになりそうだな、と思っていただけるのではないかと・・・・・
今回は短い本文ですが、どうぞホームページに詳細記しておりますので、お時間取れるときにそちらをご覧いただければ嬉しい限りです。
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■編集後記■
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本の読み方の話の続きです。
指導いただいた先生の話の前に、このお話をしておきたくなりました。
これは、単著での商業出版が実現するタイミングで、その出版社の社長からお聞きした言葉です。
「本の速読なんて絶対ダメ」
「じっくり読んでこそ、その本を役立たせることができる」
ちょっと昔のことなので、言葉の正確さは欠けるかもしれませんが
趣旨はご理解いただけると思います。
小著は部数こそ出ていませんが、上述の出版社社長から、この本はいい本だ。
ロングセラーが狙える、というようなコメントをいただき、
豚もおだてりゃ何とやら、状態の私だったのですが、
熟読ということをほとんどしていない私にはその社長のお言葉が、がつーんという感じで響きました。
そのことが本当に新鮮な記憶としてずっと残っています。
学生自体を含めてとにかく読書というものに縁遠かった私でも、
ある時期ようやく読書の意義と価値を理解し始めることができました。
次から次への読みたい、読むべき本が出てきたとき、質より量、と考えた私は速読法にも興味を持ち、いくつかの手法を試し、熟読とほど遠い本の読み方がいつも、という状態になっていました。
ゆっくり本を読む時間を作ることができないこともあって、読書はもっぱら通勤電車の中。そうなるとペンを持ってじっくり読みながら必要な場合はメモを、という読書は不可能でした。
さらに結果を残す経営者は本を年に200冊も300冊も読む、という話を聞くと、自分はとてもそのレベルに達してない、もっともっと本に触れなければ、と質より量、ということに拍車がかかります。
若い時期、知識が不足している時期は確かに熟読だけではダメで、たとえ理解が浅くても手あたり次第、ありとあらゆる本に手を出す、ということは必要と思っています。
ですが、ある一定量のインプットができたと思えば、熟読は必要ですし、その割合も上げていかなければなりません。
出版社社長の言葉は肝に銘じる必要がある、と今になってようやく本当のその言葉の重みがわかってきた気がします。
皆さんは、熟読していますか?
長くなってしまったので冒頭のZoom面談での話については、次号にさせていただきます。
本日もありがとうございました。
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セミナービジネス研究所
代表 青木恒享
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