アインシュタインの手厳しい指摘から<メルマガ#019>
- tsunemichiaoki
- 2024年8月30日
- 読了時間: 6分
こんにちは。セミナービジネス研究所です。
本日もありがとうございます。
オリンピック、無事終了しましたね。日本勢の大活躍。そして若者の躍動。
見ていて何度も目頭が熱くなったのは私だけではないしょう・・・(詳しくは編集後記で)

さて早速ですが本題です。
前回はアインシュタインの言葉のご紹介でしたが、今回も脱線させていただきます。
再びアインシュタインの言葉から感じた読書への向き合い方についてお話したいと思います。
それでは本文をどうぞ。
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多読の経営者は偉い?
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お聞きになられたことがあるのではないでしょうか。
立派な実績を出している経営者は年に数百冊の本を読んでいるという話を。
どういうことだ?と思われる方もおられるでしょう。
年に数百冊?本を???
数百の少ない方の数字を捉えても、200~300冊の本を年間読むということ?
ということになります。
どうやってそんな大量の本を読むのだ?とこの話を初めて聞いた際は、私も自分の頭では全く理解が及びませんでした。
そしてそのことがずっとその後も気になるようになりました。
ある意味コンプレックスです。
なぜかと言うと、小さい頃から学生時代まで、私は本当に本を読みませんでした。
高校時代には新書版の本が1ヶ月以上鞄の中に入っていて、友達に呆れられたほどです。
つまり、数ヶ月に1冊本を読むかどうか。
もちろん小説などにもほとんど興味がありませんでした。
当時はまだインターネットなどない時代です。
それほどテレビを見ていたわけでもないので、今考えると何をしていたのでしょうね。
そんなことより、多読の経営者の話に戻すと、インターネットが普及した今でも、私の場合、本は貴重な情報源になっています。
何よりも、本の場合はフェイクニュースに代表されるような信憑性が疑われ内容ということは殆どありません。YouTube等とは違って相当な確率ででたらめな内容という確率は低い、という点があります。
もちろん電子書籍はその点では残念ながら対象外です。
あくまで出版社がきちんと評価して出している、いわゆる商業出版と言われる本の場合の話です。
そしてもう一つ、本の場合は読者レビューが各販売サイトで出ていることです。
もちろんこのレビューにもフェイクがあることは想定しなければなりませんが、それこそ信頼できるメルマガ発行者が取り上げている本であれば、基本的には間違いありません。
私の場合は相当にそれを活用してきました。
そしてそのようなメルマガを出している方は何人もいますから、それらの人々のおすすめ本を片っ端から読もうと思ったら、本当に年に数百冊の読書量は必要です。
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人生のステージで違う読書のしかた
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私の場合、とにかく教養よりも仕事関連の知識を得ることと、モチベーションを上げるために読書をしていたと言っても過言ではありませんが、疲れた時に読む小説を含めても、年に100冊程度がせいぜいでした。
一方で本を読んだものの、それを活かして仕事のレベルアップを図る、ということもうまくできたとは言い難いです。もちろん読まないより読んだほうが良かった、という本がほとんどではありますが、何回も読み直して本当に自分にとっての血肉になったな、という本は相当に限られます。
また一時期は速読にもだいぶ挑戦しました。多少読書スピードは上がりました。
ですが本当にそれで意味があったのかどうか。
速読にチャレンジしたことは意味があったと思います。たしかに50代で挑戦したある速読法は、集中して取り組むと内容の理解レベルを落とすことなく読むことができたような気がしています。ですが結局は理解度を落とさずに読むスピードが倍になる、何ていう芸当は私にはできませんでした。
速読はできないよりできるに越したことはありません。
ですが、やはりスピードを競うものではありません。
ですが誰もができる速読があります。
それは何かといえば、答えは簡単。
要は拾い読み、言葉悪く言えばつまみ食いです。
これをダメと考えるか、それでも十分と考えるかの違いが読書量にあらわれます。
私のスタンスは、量があるレベルを超えると質に転嫁する、というものです。
とにかく多読は必要と思っています。
ですが、ただ単に本を読めば良いというわけではないことも皆様ご承知のとおりです。
そこにアインシュタインの手厳しい指摘とのつながりが出てきます。
詳細は下記にしたためました。お時間ある時にご覧いただければ幸いです。
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■編集後記■
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手厳しい指摘の話ではなく、オリンピックの話の続きです。
それぞれの選手にはそれぞれの物語があります。
どのような努力の結果、その場に立つことができたのか。
そして見事にメダリストになった方々にはそのストーリーに更に厚みが加わります。
そして何人かのメダリストが口にした言葉に今回深く印象付けられました。
その発言内容は、
「次のロス五輪を目指して頑張ります」
というものです。
アスリートで今回のオリンピックで引退、と決めていた方以外であればある意味当たり前の発言かもしれません。
金メダルを取れた選手であれば連覇。
金メダルに手が届かなかった選手であれば次こそは。
ということですね。
ですが今回、私が感じたのはロスに至るまでのこれからの4年間。
あの選手たちはいったいどれだけの過酷な日々を過ごす覚悟をそこで定めているのだろうか、という点です。
日本代表としてオリンピックに出場するだけでも一般人では到底理解が及ばない厳しいトレーニングを積んできているはずです。
そのうえで、メダルを目指して、ということは単にオリンピックに出場する、という次元とはまた違うはずです。
それができる人だからこそオリンピアンに成ることができているわけですし、またメダリストになることができているわけですが、私達は彼ら彼女らに比べて、一体どれほど手前のレベルの努力で音を上げているのだろうか、と思うと、少なくとも私の場合は穴があったら入りたい、という気持ちになりました。
ロス五輪でも大活躍するであろうあの選手たちの苦労に思いを馳せながら、私達も暑さに負けずに毎日がんばりましょうね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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