審査員はサービス業(ISO研修講師日記Vol.23)
- tsunemichiaoki
- 1 日前
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審査員になるための研修コース
今回はISO研修の講師ではありせんでしたが、審査員の卵の方々の教育、という点では同じジャンル。
半日の担当でしたので、受講された方々の何から何までわかって、というレベルにはだいぶ遠いものがありますが、とは言え、担当した部分から感じることはやはりあるものです。
今回の担当は講義もしていますが、メインは演習。
それもケーススタディというよりもロールプレイ(役割演技)から審査現場でするべきことを体得してもらう内容。
殆どの受講者の方々はベテラン社会人なので、ロールプレイも大した準備時間を取らずにしっかりこなしてくださいました。さすが、という感じでした。
一方で、やはりこの部分はコメントせざるを得なかったというところがあります。
ロールプレイの内容は、審査員の養成研修と言えども、まさに審査、という場面だけがロープレの対象ではありません。
この研修でのマスターすべき項目は、会議の運営についてです。
会議運営のコツ
会議の運営と言っても、社内会議とは審査の場面で行われる会議は少々趣きが違います。
特に審査開始時は、伝えなければならない項目がかなり規定されているので、それを伝えるだけの儀礼的な会議になってしまうことが避けにくい、という状況です。
その中で何かを感じてもらうべきことがあるのか。
学ぶことがあるのか。
決められた事項をある意味読み上げるだけではない、できる方にとっては簡単なことながら、研修の場面ではなかなかそこまで深読みして対応できる方が多いとは言えない事項があるのです。
これは民間ベースで審査あるいはそれと同等の業務をされる方はぜひ意識しておいてほしいこと。
さあ、なにかと言えば、
あいさつ
です。
えっ何それ、と思われた方もおられるかもしれません。
ここで言う挨拶は「おはようございます」というような時候の挨拶のことではありません。
必要な挨拶
審査や検査でも公的権力を持つ立場の人々が行う会議の中では出てこないとも言えるのですが、民間であればやはり必要なこと。
もう一歩踏み込んで言えば、商取引に基づく会議における冒頭の挨拶、ということで考えてみてください。
つまり、ある契約が成立した。
そして双方の初回の顔合わせ会議が行われている、
という場面を想像してほしいのです。
このケースであれば、多くのケースは、発注側ではなく、受注側が会議の口火を切って、契約の御礼から始めませんか。
ところが審査の場、となると、この商取引の基本的な考え方、行為が何処かに言ってしまうことがあるのです。
ISOを始めとした審査もれっきとした商取引であり、審査をする側の方々は受注者側です。
そのことが頭にあれば会議の始め方はもう申し上げずとも、ということなわけですが、実際は・・・。
ただし、受注者として挨拶をしたからと言って、審査で手心を加える、という話ではありませんので、念の為、申し添えておきます。
ぜひ、最初の挨拶の場をしっかりグリップしてコントロールするために、単におはようございます、というような挨拶だけでなく、商取引としての基本はおろそかにすることなく、コミュニケーションを図りましょう。
最後に『本日のひとこと』
🎯審査員は受注者。サービス業であることをしっかり頭において会議を取り仕切ろう!



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