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ある企業の社員の皆さんの力量について(ISO研修講師日記Vol.19)

  • tsunemichiaoki
  • 3 日前
  • 読了時間: 5分
社員

今回は、とある企業様の社員の皆さんの力量をまざまざと見せつけられた、というお話です。ISOの研修講師を務める、それもいつも対応している内部監査員養成研修でのことです。



いつもと同じ教材・同じ内容なのに起きた“異変”


いつもの内容ですので、教材は一緒。話す内容も基本一緒、ということなのですが、本当に今回は、この会社の社員の皆さんの意識と意欲の高さに驚いた、ということなのですが、何に遭遇したかと言うと、規格の解説時間に皆さんが熱心にノートを取っているではありませんか。

なかなか自分の弱点が克服できずにいますが、かなりのスピードでいつも講義は進めていますし、メモを取る時間を設けているわけでありません。

それにも関わらず、皆様がどんどんノートを取っていかれる光景には、講師としては本当に嬉しい限り、という思いと共にありがたい、講師冥利に尽きる、という思いに至りました。



全員が真剣にメモを取るという驚きの光景


それだけ皆さんが真剣に聞いてくださっているわけです。ある特定の少数の人だけのであれば、まあそういうことも起きるかもしれないという感覚にとどまるかもしれませんが、今回は見える限りのすべての人がどんどんメモをご自身のノートに残されている状況でした。故に本当にびっくりなのです。

それはつまり日頃の社員教育の躾の問題、ということでしょう。それだけ人材育成に手間と愛情をかけて、その結果として、このような社員の方々が揃っている、ということと思います。



眠気を誘う初日でも誰一人として集中を切らさない


今回は20名以上の方がお集まりの研修だったのですが、特に初日は説明が多く、場合によっては集中力を切らして眠気に襲われるという内容です。にもかかわらず、誰一人として眠そうな顔をすることなく真剣に聞いてくださいました。

この感覚で初日を終えたこともほとんど記憶にないくらいの状況です。



2日目も続いた高い集中力と学習姿勢


そしてこの状態は2日目も同じでした。本当に皆さん熱心にメモ書きをされています。研修参加レポートを相当にしっかりと書かないといけないのだろうな、ということは容易に想像がつきますが、それであっても、というレベルです。

受講中にボールペンのインクがなくなって新しいペンをカバンの中から出す方にも遭遇しました。それだけ頻繁にペンを使うので、いつも予備のペンをカバンに入れておられるのだと思います。もちろんPCが社内で配付されていない、ということではまったくありません。



1日300件のメールをこなす社員たちの実力


お聞きしたところ、1日あたり300件くらいメールを受け取る社員の方もおられるとのこと。私も相当にメールのやり取りは多い方だったと思っていますが、それでも1日100件を超えるとさすが大変、と思っていました。それが300件となると、途方もない数のやり取りがそこには必要ということになります。そしてそれをこなせる力量のある方々の集団、とも言えるわけです。

そして、そのレベルの方々であると、研修で丸々2日間の時間を取られるのは、通常業務の負荷を考えると、かなりの痛手のはずです。その方々が集中力を切らさずに受講を続けてくださる、ということは講師にとっては本当にありがたいことです。

だからでしょうか。2日目のパフォーマンスも通常よりはるかに上のレベルで進んでいきました。



ケーススタディで見えてきた個々の力量


とは言え、やはり受講される方の力量差はあります。単なる講義では見えてこなかった一人ひとりの受講者の方の差もケーススタディの取り組みが始まると見えてきます。

しかしながら多少は苦労されておられる方もいたのですが、通常のコース運営からすれば、その程度のつまずきは理解を深める、技能を身につける、という点では致命傷にはまったくならないレベル。

この方々は優秀な監査員にすぐさまなっていくだろうな、感じさせるに足るさまざまな情報を得るに至りました。



優れたクラス運営を支えた“事務局の力”


そしてそのようなクラス運営ができるもう一つの要因は、やはり事務局の方にあるだろう、と思わざるを得ません。

今回の企業の研修事務局ご担当の方は大ベテラン。ベテランとは言っても、キャリアの最後のステージとして、教育部門に配属され、とりあえず仕事をしている、というありがたいなパターンであれば、やはりこのようなクラスは生まれないでしょう。

その方とお昼をご一緒したときにも、過去のご経験や今の取り組み姿勢を理解できるような情報提供を色々いただきました。そのどれもが理にかなっている、というか、さすが、という感じのものばかりなのです。



ニーズと提供内容が完全に合致した研修


その経験を後輩に伝えたい、そしてこちらのご提供している研修内容がうまくそこに合致している、という評価判断が、昨年に引き続いてのオーダーとして実現したのが今回のコース運営でした。

そのようなニーズの明確化と、こちらの提供意図が合致するケースはそうそう有りません。さらにこちらも、標準教材から、先方要望に合わせた講師独自裁量での現場アレンジをしていることも評価してもらってのことですので、こちらも当然のごとくやる気倍増です。

様々な要素がうまく噛み合って実現したクラスだった、ということになります。



研修担当者へのメッセージ


研修ご担当の方は、ぜひ一つの事例として参考にしていただきたいと思います。いつも言っていることになりますが、遠慮なく研修機関側に皆様方のご要望を伝えていただき、それが実現できる研修とはどのようなものか、そしてどのような講師であれば叶えることができるのか。その追求をして、貴重な時間とお金を教育投資に回していただきたいと思います。






本日のひとこと


🎯自社の要望は遠慮なく研修会社、研修講師に伝えよう!








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